揖斐川丘苑

岐阜県にある「揖斐川丘苑（いびがわきゅうえん）」は、鮎料理を心ゆくまで堪能できる旅館として知られています。館内の中央には趣ある囲炉裏があり、ここでじっくり焼き上げた鮎の塩焼きは、外はパリッと香ばしく、中はふっくらとした食感が楽しめる逸品です。

食事は「あゆ会席コース」が大人気で、鮎の刺身をはじめ、鮎の味噌田楽、鮎の天ぷら、そして囲炉裏で焼いた塩焼きなど、まさに鮎づくしの内容。ひと皿ごとに鮎の多彩な魅力が引き出されており、川魚の美味しさを再認識させてくれるラインナップですね。

地元食材へのこだわりも強く、鮮度の高い鮎を使用しているため、刺身も臭みがなく繊細な旨みが際立っています。囲炉裏の風情とともに、ゆったりとした時間の中で味わえるのが魅力です。

贅沢でありながら、どこか懐かしさも感じさせる田舎料理の温かみ。それが揖斐川丘苑の真骨頂といえるでしょう。



　

谷汲山 華厳寺

岐阜県揖斐川町にある「谷汲山 華厳寺（たにぐみさん けごんじ）」は、長き歴史と信仰を今に伝える寺です。西国三十三所観音霊場の第三十三番札所として、約1000kmにも及ぶ巡礼の旅の締めくくりにふさわしい存在感を放っています。

この巡礼路は近畿2府4県と岐阜県をまたぎ、多くの人々が祈りと願いを胸に訪れる道。その最後に立つ華厳寺には、巡礼をやり遂げた達成感と、静かに心を見つめ直す時間が流れていますね。

本堂に続く参道には、老舗の土産物屋や食事処が立ち並び、巡礼者や観光客をあたたかく迎えてくれます。四季折々の風景も美しく、特に紅葉の時期には境内が鮮やかな色彩に包まれ、心が洗われるような美しさに出会えます。

長い旅の終点でありながら、新たな気づきや希望が芽生える場所。それが谷汲山 華厳寺の魅力ではないでしょうか。



　

岐阜のマチュピチュ

「岐阜のマチュピチュ」とも呼ばれる絶景スポット「天空の遊歩道」は、山あいに広がる美しい茶畑と、まるで空に続くかのような遊歩道が魅力の場所です。その風景は、南米ペルーの世界遺産・マチュピチュを思わせる壮大さをもち、訪れる人々の心を惹きつけています。

特に茶畑は、地域の方々が丹精込めて育ててきたこだわりのもの。整然と並ぶ茶の木と、そこから見渡せる広大な景色とのコントラストが圧巻です。早朝には雲海が広がり、まるで幻想の世界に足を踏み入れたかのような感覚になりますね。

遊歩道は整備が行き届いており、軽いハイキング気分で自然とふれあえるのも魅力のひとつ。歩きながら深呼吸すれば、心も体もリフレッシュされることでしょう。

観光地としてだけでなく、地元の人々の暮らしや文化に触れられる場でもあります。岐阜の自然がつくり出した、まさに“天空の楽園”といえる場所ですね。



　

ブランチ ヒロノヤ

岐阜県大垣市にある「ブランチ ヒロノヤ」は、飛騨牛にこだわり抜いた老舗のステーキハウスとして、地元の人々から長年親しまれています。飛騨牛指定店の認定を受けており、ルノアールクラス以上のお肉にはすべて上質な飛騨牛を使用しているという本気のこだわり。口に運んだ瞬間に広がる旨みとやわらかさは、まさに格別ですね。

お店の外観もどこか懐かしさを感じさせますが、その魅力は店内にも表れています。1階にはレトロなカウンター席があり、ゆったりとした時間の中でシェフとの距離を楽しみながら食事ができます。

2階には個室のお座敷が用意されており、家族での食事や特別な日の会食などにもぴったり。和の落ち着いた空間で、贅沢な肉料理を堪能できるのがうれしいポイントです。

古き良き洋食屋の趣と、飛騨牛の極上の味わい。この二つが見事に融合した一軒、それがブランチ ヒロノヤです。