土鍋ごはん＆CAFE 睦庵

古民家の落ち着いた雰囲気をそのまま活かした「土鍋ごはん＆CAFE 睦庵（むつみあん）」は、約150年の歴史を持つ建物を丁寧にリノベーションしてつくられた地元でも評判のレストランです。木の温もりが感じられる空間で食事を楽しめるため、まるでタイムスリップしたような特別な気分が味わえます。そんな雰囲気も手伝って、平日であってもランチタイムにはほとんどの席が埋まってしまうほどの盛況ぶりなのですね。

看板メニューとして知られるのが、炊き立ての土鍋ごはんと陶板で熱々に焼き上げられたハンバーグのセットです。ごはんは一粒一粒がふっくらと立ち上がり、噛むほどに甘みが広がります。そこに香ばしくジューシーなハンバーグが加わり、心もお腹も満たされる一品になるのです。セットで味わうことで、シンプルながらも贅沢な食事時間を楽しめるのが魅力でしょう。

地元客だけでなく観光客からも支持を集める理由は、料理の美味しさと空間の心地よさの両方を兼ね備えているからだと思います。食事をするだけでなく、時間そのものをゆっくり楽しめる場所。それが「睦庵」の大きな魅力です。



　

奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村

「奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村」は、100年以上の歴史を誇り、6代にわたって受け継がれてきた陶芸教室です。ここでは、信楽焼ならではの素朴で温かな風合いを持つ作品に出会うことができます。たぬきの置物をはじめ、暮らしを彩る植木鉢や花器、さらには茶道に欠かせない抹茶茶碗まで、多彩な焼き物が展示・販売されているのが特徴ですね。

訪れる人にとって魅力的なのは、単に作品を手に入れるだけでなく、自ら土に触れて陶芸を体験できることです。成形から仕上げまでを体験することで、世界に一つだけの作品をつくり、大切な思い出を残せます。手作りの楽しさと焼き物の奥深さを味わえるのは、ここならではの体験でしょう。

さらに注目すべきは、約90年もの間実際に使われていた登り窯を活かしたカフェの存在です。本物の窯の中で過ごすひとときは、まさに非日常。歴史ある空間の中でコーヒーを飲みながら信楽焼の世界観に浸れるのは、とても贅沢な体験です。観光客にも地元の人々にも愛される人気スポットであるのも納得できます。



　

甲賀の里 忍術村

「甲賀の里 忍術村」は、豊かな自然に抱かれた広大な敷地を舞台に、忍者文化を存分に体感できるテーマパークです。園内には、歴史を感じさせる忍者関連の資料や実際に使われていた武器が数多く展示されており、まるで戦国時代へタイムスリップしたかのような気分に浸れます。ただ見学するだけでなく、学びと体験を組み合わせた魅力が詰まっているのが特徴ですね。

目玉となるのは、からくり仕掛けが施された忍者屋敷や、本格的な修行体験の数々です。隠し扉や秘密の抜け道を探しながら屋敷を巡ると、子どもだけでなく大人も思わず夢中になってしまいます。また、忍者さながらの動きを試しながら修行を体験できるので、非日常の世界に没入できるのも大きな魅力でしょう。

中でも人気を集めているのが手裏剣投げの体験です。的に向かって投げ込む瞬間の緊張感と、うまく当たったときの爽快感は格別。童心に返って遊ぶ大人の姿も多く見られ、幅広い世代が一緒に楽しめるのが嬉しいところです。忍者の世界を体感しながら思い切り遊べる「甲賀の里 忍術村」は、まさに忍者のテーマパークと呼ぶにふさわしい場所です。



　

松茸屋 魚松

松茸屋 魚松（うおまつ） は 一年を通して香り高い松茸料理を堪能できる和食店です。松茸といえば秋の味覚の代表格ですが、ここでは季節を問わず贅沢な一品として楽しめるのが大きな魅力。店内は落ち着いた雰囲気で、特別な食事の場として訪れる人も多い人気店ですね。

数あるメニューの中でも特に評判なのが、名物「あばれ食い」。90分間、松茸と近江牛をすき焼きで思う存分味わえる食べ放題のスタイルです。香ばしく炊き上げられた松茸と、とろけるような旨味を持つ近江牛が出会うことで、贅沢この上ない組み合わせになります。好きなだけ堪能できるという体験自体が非日常であり、多くの人を惹きつける理由でしょう。

また、この「あばれ食い」は単なる食事以上の楽しさがあります。豪快に松茸を鍋へ入れ、熱々のすき焼きを頬張る時間は、まさに食のエンターテインメント。家族や友人と一緒に訪れれば、自然と笑顔が広がり、特別な思い出になるはずです。食の喜びを心ゆくまで満喫できる場所。それが「松茸屋 魚松」の最大の魅力といえるでしょう。