らぁ麺しろ

連日多くのラーメンファンで賑わうラーメン屋。その味の要となっているのが、オーナーシェフ・長田さんが手がける鶏出汁ベースの一杯です。

修業時代に100軒以上のラーメンを食べ歩き、独自の感性で技術を磨き上げてきた長田さん。なかでも注目すべきは、鶏の煮込み時間をあえて短くして仕上げた、軽やかで雑味のないスープですね。

このスープに、まろやかな自家製醤油を加え、さらに山梨県産・信玄鶏の鶏油で香りと旨みを引き立てています。こってりしすぎず、それでいて鶏の風味をしっかりと楽しめるバランスの妙が魅力です。 麺は自家製の細麺を使用。しなやかなコシとスープの絡みが秀逸で、最後まで飽きずに味わえます。

トッピングには低温でじっくり火を入れた信玄鶏のチャーシューが添えられ、仕上げに柚子の皮を散らすことで、香りと清涼感がアクセントに。

看板メニュー「しろらぁ麺」は、素材と技術の絶妙なバランスから生まれた、まさに職人の結晶。



　

ハニービー

横須賀の米海軍基地メインゲートの正面に、長年愛されてきたアメリカンダイナーのハンバーガーショップ「ハニービー（HONEY BEE）」があります。店を切り盛りするのは、かつて駐留アメリカ軍の食堂で腕を振るっていた初代・直井さんが立ち上げた老舗。

この店の人気を支えているのは、本場アメリカの味をそのまま再現したメニューの数々。ミディアムレアで焼き上げるジューシーなサーロインステーキやボリュームたっぷりのグリル料理が、訪れる人々の心を掴んで離しません。

なかでも話題なのが「ネイビーバーガー」。これは、アメリカ海軍でも親しまれていた牛肉100％パテを使った逸品です。

つなぎを一切使わず、肉本来の旨みを引き出すために味付けは塩と胡椒だけという潔さ。こんがりと焼いたほんのり甘みのある特注バンズに、シャキシャキのレタス、みずみずしいトマト、スライスオニオンとともにサンドしています。 ひと口かじれば、肉の風味がダイレクトに広がり、まさにアメリカンスタイルの真骨頂といえる仕上がりですね。

この味を求めて、今日も行列ができるのも納得です。